テレビディナー

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少年たち9/25のお話――北斗くんの魅力に語彙が追いつかない

 初日特電が奇跡的に一発でつながり、チケットを取ることができたので『少年たち』の9月25日公演に行ってきました!ここで今年の運を使い果たした気がする。

 

 席は2階の前列。YJ厨を極めていたときも舞台を観にいったことがなかったので、わからないことだらけでした。調べた結果、どうやら双眼鏡が必要そうということを把握。8年前に買った双眼鏡がご健在だったので、それをお供に日生劇場へ乗り込みました。

 

 1日だけということで全体を見るか(2階席だし)、北斗くんを見るか(双眼鏡あるし)の二択で迷いに迷い、結局決めきれないまま開演時間を迎えました。見よう見まねで拍手をしたり、双眼鏡を覗いて「うおお、結構見える」と感動したりしているうちに、SixTONESSnow Manが登場!

 いざその瞬間を迎えると、考える間もなく北斗くんの姿を追っていました。北斗くん追跡機のごとく、双眼鏡で追いかけてました…もっと全体を見ればよかった、と後悔していないと言えば嘘になりますが、自分がカメラになれたのですごく楽しかったです。しあわせ~。

 

 今回一番印象的だったのは、北斗くんの表情!

 わたしが北斗くんをちゃんと知って追い掛け始めたのがきょねんの夏なので、演技のお仕事をリアルタイムで観るのは初めてでした。「演じることが好き」といった話はしていたけど、どんなもんなのかなぁと思い結構緊張していたんです。

 そしたら、いい表情をたくさん、本当にたくさん見せてくれて。見せてくれたというより、表現したいと思っているだろうことを声や表情でしっかり伝えよう、という気持ちが伝わってきた気がして。「この場面ではどんな表情するんだろう?」ということがとにかく気になって、結果として北斗くん追跡機になってしまったんですね…。笑

 

 自担フィルターがガンガンにかかっていると思いますが、本当によかったです。以下、ツイッターに書き散らしたものをベースにさらに思ったことを付けたし、備忘録として。本当に北斗くんのことしか書いてません!!!

 

 ダンスが全体的に、ひとつひとつの動きはしっかりかっちりしているけど、残像を描くようになめらかだなと感じました。まるで手足の動きが光の線で残るみたいな。ちょっとかっこつけすぎな言い方かもしれませんが、本当にそんな気がしたんです。

 スマートにキビキビと動くからずっしりとではないですけど、北斗くんの動いた跡が軽やかにしっとりと残っているように見えました。一見矛盾していますが、そんなふうに感じました。光の線というより、花の香りがふんわりと漂い残存する感じと言ったほうが感覚的には近いかもしれません。

 

 そして、北斗くんの表情はどれも印象深かったのですが、その中でも個人的に一番記憶に残っているのが、ジェシーくんが本国に戻り入隊することを全員に告げるシーンの表情です。

 「行く」ということを聞いたとき、北斗くんはまるで瞬きを忘れたかのように呆然としていて、「行くな!」と引き留める以前にジェシーくんが入隊するという事実を理解できていなかったり(もしくは、したくなかったのかもしれない)、その事実に対して受け入れ難さを感じていたりするように見えました。すごくいい表情でした。きっと北斗くんは北斗くんなりに、台本なり指導なりを噛み砕いてアウトプットしているんだろうなぁ、と見えない努力に思いを馳せました。

 

 あと、ジェシーくんが強制送還させられるときの悲痛な表情も好きです。これは観劇する前に読んだポポロに掲載されている写真の影響も大いに受けていると思いますが。眉がぐっと下がり、光の角度もあると思いますが目が潤んでいて、本当に悲しそうな表情をしていました。写真の方がより一層をそれを感じられたかな。

 普段の北斗くんがほとんど見せることのない表情だからこそ、「演じている」ということを意識できた場面でもありました。あと単純に、そういった表情を浮かべる北斗くんがすごくかわいいのでオススメです。笑 ぜひぜひポポロの『少年たち』レポートご覧になってみてください!

 

 表情繋がりでもう一つ。ショータイムのときのことですが、『We'll be together』を

歌っているときの表情に思わず息を飲みました。最後の方に、優しいけど儚げで、まるでガラス細工のように繊細な表情を浮かべていたんです。近ごろの北斗くんは中性的な魅力も手に入れつつあるのかな、と思っていますが、今回は内容が内容なため男性らしい雰囲気でステージに立っていました。この瞬間までは、男性らしい北斗くんだったんです。

 それが、なぜか最後の方に柔和な表情を見せたんですよね。身に纏う雰囲気が一気に中性的なものに変わりました。北斗くんはそんなつもりなかったかもしれないですし、あくまでわたしの主観でしかないのですが。時々見せる柔らかい女性的な雰囲気がとても好きなので、至福でした…はぁ~~。二度見しちゃうレベルには素敵だったなぁ。髪を耳に掛けて白スーツ着ているの、最高ですね。

 

 最後にちょっとだけ声のことを!

 兄である深澤くんから父親が危篤と聞かされた場面の北斗くんの声、すごくよかったです!「どうしよう」とは口にしてたかしてなかったかは覚えていないのですが、とにかく必死で焦燥感に駆られていて、すぐにでも泣きだしてしまいそうでした。弟として父の危篤という事実に向き合っているような声で話していて、そんな北斗くんの声を聞いていたら悲しくなってきて…差し迫るものがありました。終演後に振り返って「あのとき感情を動かされていたんだなぁ」としみじみ。

 うずくまっているときも眉間に皺を寄せて打ちひしがれているように見え、ちゃんと演じているなぁとひとりで感心。ステージ上で気を抜かないなんて当たり前のことだと思いますが、何せ初めての舞台だったもので、こうした些細なところにも感動してしまいました。

 

 

 北斗くん以外のことも…と思いましたが、長くなってしまいそうなのでひとまずここらへんでぼちぼち閉じていこう思います。

 それにしても褒めすぎたかな…。客観的に見ればツッコミどころもたくさんあると思いますが、滑舌が怪しいところあったからそこもっとがんばれ!ということくらしか浮かびませんでした…自分甘いなぁ…。笑

 

 今回、一番泣きそうになったのは『この星のHIKARI』を一生懸命歌ったり踊ったりしている北斗くんを見たときでした。ジェシーくんと京本くんがメインで歌っていたので北斗くんが歌うことは少なかったのですが、生き生きと自分たちの曲を表現していて、その姿に心を打たれました。ただただ素敵でした。

 一番胸が熱くなったのは、『BE CRAZY』で北斗くんとジェシーくんが背中を合わせるところ。どこまでいってもほくじぇが好きだなーと再認識した場面です。

 

 今度は北斗くんがセンターに来るのがぴったり!といった雰囲気のオリ曲をもらえたらいいな、と思いつつ。SixTONESのことも書きたいな、と思いつつ。ちなみに、わたしはわりとSixTONESを好意的に捉えています。もちろん、ここを頑張ってほしいとかこうしてほしいとか、そういうことはありますが、まるっと含めて応援している状態です。

  あしたで千秋楽!SixTONESSnow Manも関ジュも、最後まで突っ走ってがんばれ!

 

 ではでは~。