ジャニオタ、テニミュデビューで大興奮ーー『ミュージカル 新テニスの王子様The Second Stage』マイ初日兼初テニミュ感想
2018年のSixTONESサマパラ以来のTDC!ひさしぶり!
ついに観劇デビューしました、テニミュ!(厳密には新テニミュですが)
新テニミュはドデカいびっくり箱でした。バラエティ豊かな品々が絶え間なく飛び出してくる。感情の動きがすさまじくて楽しかったです! 初めての文化体験に心と体が舞い上がったからか、普段7時間程度の睡眠時間がこの日は9時間近くまで伸びてました。
ということで、2/11の新テニミュ夜公演の感想を覚えているうちに書き残しておきます。本当は1st円盤の感想を先に書きたかったのですが感情の鮮度を大事にしたい。
マイ初日の今回はなるべく全体を見ることを意識しました。双眼鏡は個人比であまり使ってないため、表情など細かいところは拾いきれていません。あと、メモもとってないので記憶違いをしてるところがあるかもしれません。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
- パワーアップした高橋さんの跡部に好きが募る
- リアコ爆増を確信、秋沢さんの種ヶ島
- 真田の歌詞と天衣無縫を見つめる幸村、しんどい
- キミ様のWinter Paradise開演(大興奮)
- 毛利の無邪気さがかわいい
- ヤバいやつだけどかわいい遠野
- 平等院対徳川しんどい、苦しい
- ディスタンス!ディスタンス!ディスタンス!
- 基本的に目が足りない、困る
1月下旬に1st円盤を購入、視聴してからというもの高橋怜也(りょうや)さん演じる跡部が大好きになってしまいまして……! 新テニの跡部として正解すぎる、と感動したんですよね。(りょやべの魅力を語るのは1st感想ブログに譲ります)
こういった調子なので生でりょやべを見られる日をすごく楽しみにしてました。
結果、期待を遥かに上回るりょやべに出会えました!!!!!!!!感謝カンゲキ雨嵐!!!!!!!!!
どれもこれも最高だったのですが、仁王とのダブルス時に歌ったソロ曲がイチオシです。伸びやかで厚みのある声が全身を襲ってくる。TDCの屋根破れるんじゃないかと思った。すごい。もはや歌声を聴くというより、全身が浸る感覚といったほうが近いかもしれません。毛穴ぶち開いた。歓喜の雄叫び上げたかった。課金が足りない。好きが募る。新ミュドリライやってほしい。
たぶん、1stの激ヤバ曲「ノープライド」の歌詞を引用している部分があり、点と点のつながりを感じずにいられませんでした。進化が加速していく跡部様……!
りょやべ摂取するために通いたい気持ち全然あります。あと、ひとりで高校生たちの中にいるりょやべかわいいのでオススメです。
そして、オタクを次々と陥落させているらしい秋沢健太朗さん演じる種ヶ島修二。
噂に違わぬヤバさでした。
圧倒的陽。基本的にギャルで、話すとちょいちょい語尾に「☆」を感じる。ベンチで味方へのラフな拍手よく送るし、中学生でもすごいと思ったときは隠さず感心するし顔にも出る。常に余裕たっぷりで、なんならちょっとお調子者っぽい感じもある。U―17日本代表ナンバー2の座を鼻にかけるでもなく終始自然でいて、自分のペースで過ごしている。だけど肩書き通り、とても強い。
ウワーーーーー!!!!!!!種ヶ島先輩TDCにいるーーーーーーーー!!!!!!!!!!
うわ、わかる……この種ヶ島は18歳にして付き合った人数いっぱいと答えるし、構ってもらえない時間が苦手な種ヶ島だ……という納得感もありました(ていうか改めてこれが公式設定なのすごい)。
絶対にモテるしこれはリアコオタク爆発的に増加するな!?と確信。しかも、11日夜はディスタンスの日替わり挨拶?で挨拶した後投げキスしてして震えました。ウワ!!!!!!!解釈の一致!!!!!!!!この種ヶ島先輩すごい!!!!!!!(連番した友人いわく、投げキス後にりょやべ倒れてたみたいです。食らったフリするのかわいすぎる、保護)
ですが!本当にヤバいのはダブルスのときのソロ曲!!!!!正直ありとあらゆる圧にやられてあんまり記憶がないんですけど、ヤバかったことは心が覚えてました。
こういうキャラだし軽めの曲調かな?とやんわり予想していたんです。真田とあっちむいてホイするし「試合楽しもうや〜☆」くらいのテンションの可能性あるのではないかと。
見事に裏切られました。
えっ……なに……なんで歌い始めがウィスパーボイスなの………!?え、ウィスパーボイスでしたよね……!?囁いてましたよね……!?
曲調も明暗で分けるとしたら暗だし、あでやかさすら感じさせる。「すべて無かったことにする」みたいな歌詞で、そういえばこの人の座右の銘「本来無一物」だったわ、と思い出しました。物事は本来空だから、執着すべきことはなにもない……一切のものから自由になってる……。技名も『已滅無』『未生無』など『無』という概念を持つものばかり。
なるほど、「チャラい」と形容されそうな選手の本質を具現化するとこういうメロディーになるのね!と、+0.5の醍醐味を感じました。あとなんかすごく曲が難しそうだったような……でもめちゃうまかったんですが……!?とにもかくにも、次回はちゃんと見て聞いてきます。記憶に刷り込む。
この種ヶ島先輩に白石くんを導いてほしいし、赤也くんとダブルスやってほしい。遠野先輩、君島先輩、種ヶ島先輩、白石くん、赤也くんのユニット感が好きなオタクなので、どうしても願ってしまいます……!
本当にいました。存在してました、種ヶ島修二。全体的に強かった。一見の価値ありです。
鬼と金太郎の天衣無縫を見つめる幸村しんどい!!!!!は、ただその一言に尽きます。しんどい。胸が苦しい。早くミュでもすっきりさせてあげてくれーーー!!!!!!と半泣き。
このとき台上の仁王が、幸村の隣で興味なさそうにしてる木手の腕を持って遊びはじめなかったらつらくて落涙してました。仁王ありがとう。かわいかった。
幸村はキャスティングされていないのでテニミュボーイズの方が演じてるのかなぁ。鼻筋が通っていてきれいなお顔だった記憶。
真田の歌詞っていうのは、中学生が冒頭と締めで歌う曲のです。「勝っても負けても時代は続く」みたいな歌詞ありませんでした!? 誰!?これ真田にあてがったの!?!??!と初っ端かな気絶しそうになりました。ジャブすっ飛ばしてストレートぶちこんできた。震える。
常勝が掟だったのに関東、全国とも苦杯をなめた代の立海テニス部副部長が歌うのは含蓄がありすぎませんか。重くて苦しい。真田はどんな気持ちで歌ってるんだろう、と気になりました。
過去の敗戦を消化できてるだろうから、前向きに捉えたらいいと思うんです。この歌詞を歌うのは、同士討ちで幸村に惨敗、負け組の烙印を押され、崖の上で血の滲むような特訓を乗り越えてきた真田なので。前しか見てないはず。
わたしが苦しいと感じたのは、つい最近2nd全立を見たゆえにこちらの気持ちがまだ8月にあっただけのことなんだと思います。真田はもう秋にいる。いやーーーだけど素通りせずにはいられない歌詞でした。新テニミュじゃなければ歌えない内容だよな〜
ジャニオタの血がグツグツと騒いだのは2幕冒頭、君島育斗ことキミ様がバックを引き連れてポップなソロ曲を歌うところでした!
キミ様のSummer ParadiseならぬWinter Paradiseが開演したのかと思った。芸能人だしソロコンやっててもおかしくないし……え、全然行きたいけど!? キミパラの日程いつですか!?
曲中、クラップし続けて盛り上がりに貢献したいわたしと、双眼鏡で追いかけたいわたし、お手振りにお手振りを返したいわたしがぶつかり合ってもう大変!コンサートの高揚感がぶわっと身体中を駆け巡って大興奮でした。正直この曲のときだけペンラ振らせてほしい。キミ様のメンカラ何色ですか?ペンラの形はなんですか?お星さまにしますか?
きゃーー!!!キミ様こっち見てーーー!!!って軽率に沸きたかった〜! 普段コンサートでうちわ持たないけど、キミ様向けにファンサうちわ作りたいし、スタトロ乗ってアンコ曲歌いながらファンサしてるキミ様に全力で向けたくなりました。でもこういうときに限ってだいたいお背中拝むことになるんだよね、わかる。
いや、キミ様は狙い撃ちファンサじゃなくて通りすぎる一帯にファンサしそうな気もする。答え合わせしたいので新ミュドリライ横アリでやってください!!!!!
そして毛利寿三郎!めちゃくちゃ!かわいい!!!!
高校生側のベンチをのぞくたび何かしら動いてた気がします。高1だから跡部より年上なのに毛利のほうがキャイキャイしてました。キャラの違いですよね、かわいい。
ダブルス組んでる越知のことをたびたび見上げたり、隣の君島に向かってエア金魚すくいしたり、ま〜〜〜無邪気!かわいい。視線泥棒!
立海出身ということで三強とチームメイトだったんですよねぇ。サボり癖があって柳はよく思ってなかったことは描かれていましたけど、どんな様子だったか気になります。描かれてたっけ……? 新テニ読み返そう。
処刑人・遠野篤京、ヤベーやつなんです。ヤベーやつなんですけど、憎めない愛すべきキャラクター選手権で優勝しました!
ベンチでリョーガ、遠野、種ヶ島が並んでる様子、ただのギャル。なぜ寝そべって膝下折り上げてしまうの?自宅でゴロゴロするギャル?混乱。
手塚にイリュージョン中の仁王がフラワーしたりしてるときに「何やってんだ?」ってツッコんでた?り、いろいろ自由な感じがあります。(中身は仁王とわかってるけど手塚がフラワーしてるのすごいジワジワきて笑い堪えるのが大変でした。仁王かわいいな〜!)
テニスで処刑してるときは狂気に満ちてて恐怖なんですけど、お皿にボールぶつけられたとき笑かしにきてて本当に無理でした。シリアスシーンのはずなのになぜ。めちゃくちゃ好き。途中から心の中で「篤京〜〜〜!!!!!!」って呼んでたもんな。かわいい。
遠野、君島はダブルスのペアを組んでて、言うなればシンメなのとてもよいですよね。ドリライでシンメ曲やってください、よろしくお願いします。欲望のレインやろう。ひらひらもいいな〜! ここまで書いて思ったのですが、普通にこのふたりのイメソン?できてもおかしくないですよね。ハァ〜〜〜すごい世界だな!!!! 仲直りした後の世界線でぜひふたりの曲ください。
平等院鳳凰(お頭)対徳川カズヤは苦しかったです。ずっと苦しくて息が止まりそうでした。
期待して目をかけてくれた鬼や入江の思いを背負ってるであろう徳川に対し、お頭がただ「義では勝てない」と切り捨てただけならあんまり苦しくなかったと思うんです。根が冷酷な人なのかもしれないと解釈できるから。(徳川の面倒を見てきた鬼、入江を「バカども」とバッサリいくのは別の意味でつらい)
でも、徳川のことを「優しすぎる」と評してるんですよね。優しさを知らないわけじゃない。優しさというものを理解した上で捨てた人なんだと思います。お頭がU―17日本代表ナンバー1の実力を築き上げるまでの道のりが見えるから苦しかった。でもやっぱり物理的にも痛めつけて心を折るプレースタイルはつらい!
「死んでも倒したい相手」に挑んでいる徳川も苦しかったです。めった刺しにされているのに、それでもコートに立つことを諦めない。蚊の鳴くような声で試合を続けさせてほしいと懇願する様はあまりに痛々しかったです。命と命のぶつかり合いは、血生臭ささを帯びながらわたしの心に入り込んできました。
徳川は自分のために戦っているのか、他人のために戦っているのか、原作を再読してちゃんと理解したいところ……あとお頭のターンも読み返したいです。
このふたりの戦いを見てセクシーちゃんたちの『GAME』を思い出しました。GAMEのような耽美さはないしライバルというのも違う気がしますが、少し近いかもしれないなぁと。というか、ふたりでGAMEを歌ってもらって、オタクを苦しみの濁流からすくい上げてほしい……!
この試合に関連するのでここで話しますが、徳川が鬼、入江から与えられたものを理解し、先輩としてリョーマに与えているのもいいですよね。意図的にではなく咄嗟にという感じではありましたが、自分で動いた意味を見つけていた。
きっとスペイン戦に出場するはず。お頭の激戦も踏まえ、そのときにどんな戦い方をするのか楽しみです!
あと、お頭にブチ切れるリョーマくん好きです。
楽しいも苦しいもかっこいいもかわいいも何でもあったビックリ箱の最後を締めくくるのは、サービスナンバー『ディスタンス』!
タイトルからしてご時世を反映してますが、声を出せない状況下でも手拍子することで一緒に楽しめるのがすごくよかったです。愛と工夫を感じる。
曲調と歌詞に古のジャニオタは実家感を覚えずにいられませんでした。めちゃくちゃ好きなやつーーーっっっ!!!!!!懐かしい!!!!!少クラのエンディング曲じゃんこれは!!??!忍者あたり歌っててもおかしくない。はいびーちゃんでも見たい。
振り付け覚えて踊りたくなるし、この曲のときもペンラ振りたいよ〜! あと双眼鏡持つべきかクラップすべきか悩むタイム、またやって来てしまいました。自分がふたりほしい……!
テニミュモバイルでずっと聞いてます。大好き、ディスタンス!
そうそう、この時とくに思ったのですが、テニミュはほんっっっっっとうに目が足りなくなります!
試合中も、試合見たいけどベンチワークも見たいし、中学生、高校生のベンチどっちも見たいし、やっぱり自分がふたり、いや、3人はほしい。
で、ディスタンスのときはみーーんな出てきてあちこちできゃっきゃしてるから出演者分の自分がほしくなります。全員のこと見たいやろがい!!!!!!!!ハァ〜〜〜贅沢な悩みだ!!!!!つらい!!!!!楽しい!!!!!!
あぁ、こうして人はテニミュに通うようになるんだなぁという気づきを得ました。
新テニミュ、当日券あります。
アーカイブ配信もあります。
ぜひ一度ご覧ください!
ということで、きょうも元気にTDCへいってきます!